鉄道模型のNゲージにおける電源装置

電源装置

鉄道模型にはいくつか種類が存在し、それらはレールの幅によって大別されます。このレールの幅をゲージと呼び、その中でもゲージが9mmの鉄道模型はNゲージと呼ばれていて人気があります。Nゲージは単に飾るだけではなく、小型モーターで走らせることができます。一般家庭に来ている電力は一律100Vとなっていますが、Nゲージは12Vで稼働するので何らかの手段で電圧を落とさなければなりません。それを行うのが電源装置です。

鉄道模型に使用する電源装置は電源装置はパワーパックとも呼ばれています。パワーパックはレールに電気を流し、鉄道を稼働させるだけでなく、室内灯の点灯やポイントなどの制御装置を動かしたりするために必要です。消費電力がパワーパックの定格電流値を超えると、ブレーカーが落ちて動かなくなってしまうことがあります。

安定的に走行させるにはパワーパックの選び方が非常に重要となります。特別な事情がない限りは鉄道模型のメーカーと同じメーカーのものを購入するのがお勧めです。制御器やレールのメーカーが異なっていると接続方法が少し複雑になります。接続できないわけではありませんが、最初のうちはメーカーを一致させて接続しやすくするのがベターと言えます。