鉄道模型で田舎の風景や林を上手に再現する工夫

ジオラマ作りは鉄道模型の楽しみ方のひとつです。思い出の風景をジオラマで再現するのは大きな喜びですが、その一方で鉄道模型用のストラクチャーは決して安くはありません。田舎の田園風景や山に続く林をすべて既製品で再現しようとすると大きな出費になります。
思い出の景色をジオラマで再現するためのイメージができ上がっていても、ジオラマ作りに不可欠なストラクチャーを用意できないという事態になってしまうことも珍しくありません。出費を抑えながらジオラマを作るにはストラクチャーを自作するのがもっとも効果的な対処法になります。自分で作れば既製品を買うよりも安く済むので、金銭的な理由でジオラマ作りができなくなる心配がありません。

ジオラマ

田舎の風景を自作するには田畑や山地の再現が重要なポイントになります。既製品はリアリティのある質感が大きなメリットですが、その一方でいくつも買い足すと出費が嵩むデメリットもあります。既製品のメリットを取り入れつつ、デメリットの除去を意識することが質の高い自作ストラクチャーを作るための条件です。材料は文具店や百円ショップなどで購入できますが、一見するとジオラマとは無関係に思える物も意外な使い方があります。模型雑誌やインターネットの情報を比較して勉強するのも表現の幅を広げるのに効果的です。山地や林を再現するには樹木をいくつも置くのが一般的な方法ですが、林と言えるほどの樹木を用意するのは結構な出費になります。

お金を節約するにはやはり自作するのが一番の方法です。緑色のスポンジや着色した綿などを不均一な形状に千切って、針金やプラスチックの棒で作った木の幹に接着させることで樹木を再現できます。
模型用のカラーパウダーを地面に撒けば草地になるので、所々に歯抜けのような状態で草地を作れば本物の山地や林のように見せることが可能です。